今回のホームルームは、「定説」についてのお話。当校でホームルームの際に使用させていただいている教材の巻末に載っていた文章より、従来よいとされていたことが、あるときを境に、実はまったく間違いだったと、常識や通説が覆されることがある、とありました。思い起こしてみれば、私が学生だった頃は、運動系のクラブ活動において練習中は一切水を飲んではならないという、今思えば恐ろしい決まりのようなものがありました。現在においてはその定説は大きな間違いで、特に夏の暑い中ではこまめに時間を区切って休憩を入れて水分補給をしなければならないというのが定説となっています。ですが、これすらも後にまた間違いだったとして別の定説が取って代わることがあるのかもしれません。

 現代は様々な情報があふれていて、どの情報が正しいかを各自が判断しなければならないと感じます。必ずしも多数の支持する考え方、権威ある人の知見だから正しいといったことはない。一般論を鵜呑みにせず、虚実を判断したいものであると書かれてあります。「みんながそう言っているから」とか「あの有名な人が言っているから」といったようなことでその情報を信じてしまうことは多々あると思います。ですがこれからは、それらのことを鵜呑みにせずに、自分でしっかり考え、調べて納得した上で選択することを習慣づけなければならないと感じました。

 情報化社会といわれる現在において、多種多様な情報があふれかえっている今、生徒の皆さんはそれらをどう考えてどう判断し、そして選択していくのか。今回のホームルームで今一度考える機会を得られたのではないかと思います。また、選んだ結果はどうであれ、その責めは自ら負わなければならないこともしっかりと肝に銘じておいてほしいものです。

文責 日野