今回のホームルームは、誰もが知っている演歌の女王、小林幸子さんのお話。

 「人間万事塞翁が馬」という言葉の通り、人生いいことばかりじゃないけれど、決して悪いことばかりでもない、小林さんはこのところ特にそれを実感しているそうです。

 今から四年前に会社のことで騒動が持ち上がり、彼女自身あちらこちらからバッシングを受け、「小林幸子はもうダメだ」とまで言われていました。そんな心が折れそうな状況のときに支えとなったのは彼女のご主人の励ましだったそうです。また、周りのスタッフたちにも支えられ、彼女は「覚悟」を決めて仕事に取り組むようになりました。覚悟ができると不思議なことに心が前を向き、今までに絶対にやらなかったことにも新しくどんどんとチャレンジできるようになったそうです。「変化するものだけが生き残れる」という思いから、プロレスをやったり、彼女が何も知らなかったというネット世界ともこの時に初めて出会い、後の活躍に繋がるのです。

 窮地に立たされた時や気持ちが落ち込んでいる時には、周りの人全てに見捨てられたように思いがちです。そんなときでも、「ひたむきに生きていれば、必ずどこかで誰かが見てくれている」といいます。この騒動で、彼女はそのことを改めて実感したと言います。

 予備校生活が始まりもうすぐ二ヶ月が過ぎようとしています。朝から晩まで勉強漬けの毎日で少し疲れが出てきた生徒さんもいることでしょう。ですが、ここで踏ん張ってひたむきに努力を積み重ねることで人間的にも成長し、また来年の春には見事医学部に合格していることを心より願っています。

                                         文責  日野